【評価段階】 |
★★★★★──読まねばならない。 |
★★★★───読んだ方がよい。 |
★★★────参考程度に。 |
★★─────暇なら読めば? |
★──────見なかった振りで通り過ぎよ。 |
Françoise Gadet |
言語をめぐる思弁的な思考、つまり具体的対象のない思考にとどまるのか。それとも、多種多様な諸言語(les langues)という具体的な対象との格闘のために、より整合的で説明力のある分析を求めて言語理論を打ち立てるのか。言語哲学か、言語学か――。どちらがより苦しく、なおかつ生産的な営為であるかは言うまでもないだろう。ソシュールをいかに読むか、いかに理解するかということは、言語をめぐるこれら二つの思考法のどちらを選択するかということにかかわっているのだ。【訳者解説】 |
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