【評価段階】 |
★★★★★──読まねばならない。 |
★★★★───読んだ方がよい。 |
★★★────参考程度に。 |
★★─────暇なら読めば? |
★──────見なかった振りで通り過ぎよ。 |
佐藤信夫 |
レトリックの第一の機能は説得する表現の技術という役わりである。やがてレトリックは、自分にそなわるもうひとつの可能性に目ざめることとなった。それが、芸術的あるいは文学的表現の技術という、第二の役わりである。 この二重の役わり――印象的な説得力と芸術的挑発力――をレトリックが受けもつという通念には、ひとつ重大な見落としがあった。その見落とされていた側面をはっきりさせ、自覚するための第三の視点、それが、この本の主題のひとつなのだ。ひとたび絶滅したかと思われたレトリックの体系にもとづくさまざまの表現形式を再点検しながら、《発見的認識の造形》というレトリックの第三の役わりをさぐるこころみが本書のねらいである……。 ―本文より |
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