【V】

Visage

VisageVisage(1980)
01.Visage
02.Blocks on Blocks
03.The Dancer
04.Tar
05.Fade to Grey
06.Malpaso Man
07.Mind of a Toy
08.Moon over Moscow
09.Vis-age
10.The Steps
 70年代末期から80年代初頭にかけて、ニューウェーブ及びクラブシーンのオーガナイザーであったSteve Strangeが作ったユニット、Visageのファースト・アルバム。名作Fade to Greyを筆頭にデカダンスな雰囲気が全面に漂う作品。一般にニューロマンティックスというジャンルがここに始まるとされるが、その原点にして完成形。いわゆるテクノポップはエレクトロニクス+オリエンタリズムであるが、徒に東洋の神秘に走ることなく、ヨーロッパの陰鬱さのなかにあくまでも止まり続け、デカダンスを描ききった作品。

VisageThe Anvil(1982)
01.The Damned Don't Cry
02.Anvil(Night Club School)
03.Move up
04.Night Train
05.The Horseman
06.Look What They've Done
07.Again We LOve
08.Wild Life
09.Whispers
10.We Move(Dance Mix)
11.Frequency 7(Dance Mix)
 Visage第二作は大胆にもブラスを取り入れて、虚ろな明るさを醸し出す。第一作に比べて乾いたドラムとギターが押し出され、シンセサイザーと同等の重みを持つ。そのような音作りにより、テクノポップというよりは、テクノがかったハード・ロックという印象さえ受ける。ただ異色なのは、主旋律が突然にまったく雰囲気の異なる別の旋律に乗っ取られ、しばらくすると何事もなかったかのように主旋律が復活する、というような曲構成である。


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