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Leaves' Eyes |
Leaves' Eyes | Njord(2009) |
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01.Njord 02.My Destiny 03.Emerald Island 04.Take the Devil in Me 05.Scarborough Fair 06.Through Our Veins 07.Irish Rain 08.Northbound 09.Ragnarok 10.Morgenland 11.The Holy Bond 12.Froya's Theme 13.Landscape of the Dead(Bonus Track) 14.Les Champs de Lavande(Bonus Track)/ラヴェンダー畑 |
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ドイツのゴシックメタルバンドLeaves' Eyesの3rdアルバム。大袈裟ではなく、叫ぶわけでもなく、妙な喩えだと分かってはいるが、『御伽話』のような作品。とは言えしっかりとメタルであるし、デスボイスが入るもののそれほど鬱陶しくは聞こえないどころか、全体的かつ反語的だが「静けさ」が際立つ。カヴァー曲Scarborough Fairではっきりするが、演奏技術もあるので安心できる作品。 |
Led Zeppelin |
Led Zeppelin | Presence(1976) |
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01 Achilles Last Stand/アキレス最後の戦い 02 For Your Life 03 Royal Orleans 04 Nobody's Fault but Mine/俺の罪 05 Candy Store Rock 06 Hots on for Nowhere/何処へ 07 Tea for One/一人でお茶を |
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Jimmy Pageはかつて「3大ギタリスト」に数えられたが、果たしてそれほどのものかは大いに疑問である。特にライブでの彼はどこかぎごちなく、引っ掛かり気味な指捌きであるような気がしてならない。見る目のある人ならばそのようには思わないのかもしれないのだが。それはともかく、メロディワークの才能は確かに天才的ではあるだろう。Zeppelinと言えば最初に挙げられるのはStairway to Heavenが収録された“IV”であるのはもちろんだが、この“Presence”も捨てがたい。何よりJohon Bonhamのズシリと重いドラムの疾走感が素晴らしいし、Achilles Last Standのギターソロは、Zeppelin随一である。またTea for Oneの気怠さも心地良い。 |
Led Zeppelin | In Through the Out Door(1979) |
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01 In the Evening 02 South Bound Saurez 03 Fool in the Rain 04 Hot Dog 05 Carouselambra 06 All My Love 07 I'm Gonna Crawl |
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分類不能。それゆえ、「分類すること」がすなわち「理解すること」であるとすれば、このアルバムはまさしく理解不能な作品である。まずジャンルが不明である。これ以前のアルバム"Presence"までは少なくともハードロック、あるいはブルースというジャンルに──もちろん非常に高い水準で──収まり切れていたが、これに関してはそもそもその点で悩む。○○風、と言う形容詞がまったく想起不能なのだ。一つの曲中においても雰囲気がめまぐるしく変わり、ポップでありながら壮大な印象を与え、しかも一抹の寂しさも漂うという、書いていても訳のわからない表現になってしまうような雰囲気を持ちつつ、それでいて奇跡的な統一感を──曲中でも、アルバム全体としても──保ち続ける。理解することなく、聴くことが可能な希有な作品。このアルバム発表の後DrumsのJohn Bonhamが逝去、バンドは解散を余儀なくされる。それゆえ、Led Zeppelin最後の到達点はここにあり、そしてその頂には他に辿り着いた者は未だいない。 |
Led Zeppelin | Remasters(2000) |
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T 01 Communication Breakdown 02 Babe I'm Gonna Leave You 03 Good Times, Bad Times 04 Dazed and Confused/幻惑されて 05 Whole Lotta Love/胸いっぱいの愛を 06 Heartbreaker 07 Ramble On 08 Immigrant Song/移民の歌 09 Celebration Day/祭典の日 10 Since I've Been Loving You/貴方を愛しつづけて 11 Black Dog 12 Rock and Roll 13 The Battle of Evermore/限りなき戦い 14 Misty Mountain Hop 15 Stairway to Heaven/天国への階段 U 01 The Song Remains the Same/永遠の詩 02 The Rain Song 03 D'yer Mak'er 04 No Quarter 05 Houses of the Holy/聖なる館 06 Kashmir 07 Trampled Under Foot 08 Nobody's Fault But Mine/俺の罪 09 Achilles Last Stand/アキレス最後の戦い 10 All My Love 11 In the Evening |
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解散20周年記念ベストアルバム。選曲も穏当な、名曲のオンパレードである上に、ほぼ発表アルバム順に並んでいるので、Led Zeppelinの歴史を鳥瞰するには最適なアルバム。彼らのブルースより楽曲群に興味が持てないならばこれを持っていればそれで十分、とも言える。とは言うものの、やや第5作目までに比重が掛かりすぎの感がしないでもない。第7作“Presence”に至ってはAchilles Last Stand1曲のみであるのは多少不満が残る。ともあれ、Immigrant SongやStairway to Heaven、そしてKashmirくらいは誰でもどこかしらで一度は耳にしたことがあるはずである。 |
Lunatica |
Lunatica | The Edge of Infinity(2006) |
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01.Introduction 02.The Edge of Infinity 03.Sons of the Wind 04.Who You are 05.Out! 06.Song for You(feat.John Payne) 07.Together 08.The Power of Love 09.Words Unleashed 10.EmOcean 11.EmOcean(different version:feat.Oliver Hartmann) 12.Song for You(piano version) |
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スイスのメタルバンドLunaticaの3作目。ベタであると言えば紛れもなくベタであるのだが、ファンタジー映画の挿入歌にすれば効果的なこと間違いなしの名曲が並ぶ。その神髄はボーカルメロディにあり、なおかつAndrea Dätwylerの声質が際立つ。9分弱のEmOceanのデュエットバージョン及びピアノバージョンのSong for Youはボーナストラックであり、これは日本仕様CD限定。 |
Lunatica | New Shores(2009) |
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01.New Shores 02.The Dreamers 03.How did It Come to This? 04.The Incredibles 05.My Hardest Walk 06.Farewell My Love 07.The Chosen Ones 08.Heart of a Lion 09.Into the Dissonance 10.Winds of Heaven 11.The Day the Falcon Dies |
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スタジオアルバム4作目。ジャケットがLed Zeppelinを連想させるのには何らかの意図が込められているのだろうか? まるでAsiaのJohn Wettonが創りそうな、分かりやすく、かつドラマティックなメロディが、若干ハスキーな女声ボーカルによって歌われる。しかも、曲作りには関連しないので単なる偶然だが、元AsiaのJohn Payneがゲスト・ボーカルとして参加している。ツインギターによる歯切れの良いリズムが中心であり、キーボードは要所要所でツボを押さえたソロを奏でているのも素晴らしい。6分に届く曲がなく、コンパクトな曲構成ではあるが、より長い曲を聴いてみたいとも思う。ともかく、曲を形作る各パートのメロディが、それ単独で一つの曲を構成できるほどに魅力的なフレーズばかりが詰まったNew Shoresは必聴。 |
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