【A】

Anderson,Bruford,Wakeman,Howe

Anderson,Bruford,
Wakeman,Howe
Anderson,Bruford,
Wakeman,Howe
(1989)
【閃光】
01 Themes
      i Sound
      ii Second Attention
      iii Soul Warrior
02 Fist of Fire
03 Brother of Mine
      i The Big Dream
      ii Nothing can Come between Us
      iii Long Lost Brother of Mine
04 Birthright
05 The Meeting
06 Quartet
      i I Wanna Learn
      ii She Gives Me Love
      iii Who was the First
      iv I'm Alive
07 Teakbois
08 Order of the Universe
      i Order Theme
      ii Rock Gives Me Courage
      iii It's So Hard to Grow
      iv The Universe
09 Let's Pretend
 "Big Generator"発表後、Yesを飛び出したJon Andersonが、かつてのYesメンバーBill BrufordSteve HoweRick Wakemanとともに制作したアルバムは、Chris Squire側がYesの名前に関する権利を主張したためにABWHという変則的なタイトルで発表された。非常にクリアで硬質な音作りで、非常に完成度が高く、使われる楽器もパート毎に吟味しつくされている印象がある。それに貢献しているのは明らかに、King Crimson"Discipline"他三作でBrufordのドラムと組んでいたベーシスト、Tony Levinだろう。通常の「弦を横にひっかく」方式のギターとは異なり、「弦をフレットに叩きつける」方式のStick Bassにおいては、音の頭の振幅が最大になる点で打楽器的である。それに一般のドラム音よりもかなり残響音が少なく、高音に振られたBrufordのドラム、及びWakemanも例になくピアノを多用したことで、透明感のある硬質な音空間が演出される。名前はYesではないかもしれないが、Roger Deanのジャケット絵も復活した、紛れもないYesの大傑作。

Asia

AsiaAnthologia:The 20th Anniversary Geffen Years Collection(1982-1990)(2002)
【Disc1】
01 Heat of the Moment
02 Only Time will Tell/時へのロマン
03 Sole Survivor/孤独のサヴァイヴァー
04 One Step Closer
05 Time Again
06 Wildest Dreams/この夢の果てまで
07 Without You
08 Cutting it Fine/流れのままに
09 Here Comes the Feeling/ときめきの面影
10 Ride Easy
11 Don't Cry
12 The Smiles Has Left Your Eyes/嘘りの微笑み
13 Never in a Million Years
14 My Own Time(I'll Do What I Want)
15 The Heat Goes on
16 Eye to Eye/悲しみの瞳
17 The Last to Know/時の旅人
18 True Colors

【Disc2】
01 Midnight Sun
02 Open Your Eys/永遠の輝き
03 Daylight
04 Lyin' to Yourself
05 Go
06 Voice of America
07 Hard on Me
08 Wishing
09 Rock and Roll Dream
10 Countdown to Zero
11 Love now till Eternity
12 Too Late
13 Suspicion
14 After the War
15 Am I in Love?
16 Summer(Can't Last too Long)/サマー(遅すぎた夏)
17 Prayin' 4 a Miracle
18 Days Like These
 "Drama"発表後解散したYesSteve Howe(G)Geoff Downes(Key)、元King CrimsonJohn Wetton(B,Vo)及び元EL&PCarl Palmer(Dr)によって1981年に結成された「名前の豪華な」バンド、AsiaJohn Wetton時代のアンソロジー。第一作"Asia"、第二作"Alpha"、第三作"Astra"までの曲は網羅されている(ちなみにこのアルバム名も含めてすべてAで始まりAで終わるタイトル)上に、シングルのB面にしか収録されなかった曲なども盛り込まれた「太っ腹」アルバム。初期AsiaJohn Wetton主体の、どちらかと言えばメロディライン中心の曲作りが特徴だった。一方でそれは「産業ロック」と揶揄されるほどに「売れる」路線を目指す、長くても六分程度、殆どの場合それより短い曲から成り立つものであった。その思惑通りに売れはしたが、コアなファンの心証は良くなかった。であるからAsiaそのものの評価は今日でも決して高いとは言えないだろう。とは言え、ドラマティックなメロディに確かなテクニックの裏付けを与え、しっかりとプログレッシブ・ロックの香りも漂わせたAsiaが、当時の、そして現在までのロック・シーンに一石を投じたのは確かではある。

AsiaOmega(2010)
01.Finger on the Tiger
02.Through My Veins
03.Holy War
04.Ever Yours
05.Listen, Children
06.End of the World
07.Light the Way
08.I'm still the Same
09.There was a Time
10.Drop a Stone
11.I Believe
12.Don't Wanna Lose You Now
復活ASIAの第2弾。1曲目から聞き慣れたASIAのメロディが登場する。印象としてはファースト・アルバムの雰囲気に近い。それだけに飛び抜けて優れた曲もなければ、駄作もまた存在しないと言えるだろう。であるからにはこのアルバムを強いて入手する必要もない、という結論に至るのは残念ながら仕方ないということになる。

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